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ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ ラヴォー・サン・ジャック 2014年 ドメーヌ・ルイ・ジャド

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商品説明

ルイ・ジャド社は1859年に創立した、ブルゴーニュでも有数のネゴシアン・エルヴールです。1962年にルイ・オーギュスト・ジャドが死去した後、マダム・ジャドはルイ・オーギュストの片腕だったアンドレ・ガジェにこの由緒ある会社の将来を託しました。今日ではアンドレ・ガジェの息子であるピエール・アンリ・ガジェが、同社の社長として運営にあたっています。

1998年に本社はボーヌのサミュエル・ラジェイ通りからウジェーヌ・スピュレール通りへと移転し、1500平方メートルの広さを持つ地下セラーは、隣接するジャコバン修道院の地下へとつながっています。

同社のワイン醸造の責任を担っているのは、才知あふれる醸造家のジャック・ラルディエールです。1970年からルイ・ジャドのワインに携わってきた彼のポリシーは、あらゆるワインにおいて、テロワールの個性を最大限引き出すことにあります。そのため、ブルゴーニュ・ワインの醸造にとって重要な役割を果たすオーク樽は、ルイ・ジャド社の資本のもと、1996年、ラドワ・セリニー村に創立した樽製造会社カデュスで作られています。ここでは樽材の乾燥から組み立てまで一貫した生産が行われ、オーク樽の品質を徹底的に管理することができるようになりました。

ブドウはすべて手摘みです。まずブドウ畑の中で完熟した健全なものだけを選別し、重みで潰れないよう小さなカゴに入れて醸造施設まで運ばれます。収穫されたブドウはさらに選果台の上で入念に選り分けられます。

赤ワイン用のピノ・ノワールは90パーセント除梗し、破砕せずにステンレス製のチューブで木製の開放桶、あるいは自動櫂突き装置の付いたステンレスタンクへと送られます。天然酵母による、ほぼ30日間の醸し発酵から、ワインに最大限の抽出が行われます。この発酵の間、各発酵タンクでは1日に2回の櫂突きがなされます。

アルコール発酵の済んだワインはオークの小樽(228リットル)に移され、マロラクティック発酵が始まります。オーク樽による熟成はアペラシオンにより10〜20カ月。ルイ・ジャド社では毎年30パーセントの小樽を新品に変えています。瓶詰めに際しては一切の清澄をせず、ろ過も必要な場合に最小限施すにとどめ、ワインのありのままの姿を瓶の中に封じ込めているのです。


ジュヴレ・シャンベルタン プルミエ・クリュ ラヴォー・サン・ジャック 2014年 ドメーヌ・ルイ・ジャド

ジュヴレ・シャンベルタン村のプルミエ・クリュ・ラヴォー・サン・ジャックは南に広がる日当たりの良い畑で、かつて水路に使われていたラヴォーの有名な小さな谷の始めにあります。ジュヴレ・シャンベルタンのプルミエ・クリュのうち、最上クラスにランクされるひとつで、村の西よりの丘の南向き斜面にあります。理想的な長時間の日照を浴びますが、海抜が高くて涼しいためブドウの成熟が遅く、収穫は最後になります。

タンニンがしっかりした、力強く凝縮したワインです。 このドメーヌのような優秀な生産者の手にかかると、しばしばグラン・クリュ並みの水準に近づきます。

濃い美しい色合い。カシス、なめし皮、スパイスが混ざり合った印象があります。タンニンがしっかりした、力強く凝縮した味わいです。このワインの力強い風味には、充分にコクのある料理に合います。羊料理、ブフ・ブルギニョン、コック・オー・ヴァン、風味の強いチーズが合います。