ルーチェ 2015年 ルーチェ・デッラ・ヴィーテ
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銘柄 | ルーチェ Luce |
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タイプ | Red wine |
ヴィンテージ | 2015 |
品種 | |
生産者 | ルーチェ・デッラ・ヴィーテ Luce Della Vite |
生産地 | イタリア > トスカーナ |
容量 | 750ml |
商品説明
国内ワイン法では格付けもされていない、「ヴィノ・ダ・ターヴォラ」(テーブルワイン)だが、格付けワインのキャンティやモンタルチーノに匹敵するほどの高品質を実現したワインのこと。もとをたどれば、フレスコバルディ家が19世紀にフランス系品種をトスカーナに導入したのが元祖だと言われる。そのフレスコバルディ家にとっても、新しい時代の到来を告げる出来事が20世紀末に訪れた。カリフォルニアのモンダヴィ社と共同で運営する、ルーチェ・デッラ・ヴィーテ社の誕生である。この新しいワイナリーでつくる「ルーチェ」こそ、フレスコバルディ家当主の長男であるランベルト氏による、世界でも数多くのワイン愛飲家に注目されるワインである。
ワイン造りの天才とも称される、ランベルト氏とティモシー・モンダヴィ氏。カリフォルニアでの二人の友情が後に、ルーチェ・デッラ・ヴィーテ社というフレスコバルディとモンダヴィのジョイント・ベンチャーへと発展したのだ。二人が管理する畑は、広大なカステル・ジョコンドのモンタルチーノの畑から選ばれた。ルーチェ・デッラ・ヴィーテワイナリーの設立は1995年。その1995年ヴィンテージの「ルーチェ」は、有名なワインスペクテーター誌であっと言う間に年間トップ100中の41位、93ポイントの高評価を得ている。
「ルーチェ」は、「スーパー・トスカーナ」とも異なる個性を有するワインである。「スーパー・トスカーナ」と言うと、カベルネ・ソーヴィニヨンが主体と思われがちだが、このワインではブルネッロ(サンジョヴェーゼ・グロッソ)が原料の半分以上を占め、むしろトスカーナらしさを残そうという意志がある。「スーパー」である理由は、イタリアでも高品質なワインを生むと言われるブルネッロ・ディ・モンタルチーノの畑から、さらに品質にこだわったメルローを生み出してブレンドしたことだ。ブルネッロとメルローの両ぶどう品種の個性をそなえたワインと言えば良いかもしれない。そのため、同じ地区のカステル・ジョコンドのワインに比べても柔らかい果実味がきわ立ち、コクはあるがたくましさより洗練された印象が強いワインに仕上がっている。セカンド・ワインとされる「ルチェンテ」でも、さらに「ダンザンテ」でもそれは共通の特長だ。ランベルト氏とティモシー氏は、人々に、イタリアワインの伝統と革新を見事に融合して見せてくれたのだ。
ルーチェ 2015年 ルーチェ・デッラ・ヴィーテ
ルーチェは、モンタルチーノで初めてサンジョヴェーゼ種とメルロ種をブレンドして作られたワインです。フレスコバルディ家は、サンジョヴェーゼ種のみで作られた世界的に有名なイタリアワインのブルネッロ・ディ・モンタルチーノの土壌で、ロベルト・モンダヴィとの協力により、上品でストラクチャのあるサンジョヴェーゼ種にメルロ種のまろやかさと柔らかさを加えるというアイデアを生みだしたのです。2002年からはランベルト・フレスコバルディに一切の責任が委ねられ、モンタルチーノのブルネッロの土壌は1970年代にモンタルチーノに導入されたメルロ種という革新を土着品種である伝統のサンジョヴェーゼ種にブレンドし、世界中で高い評価を受けるスーパートスカンワイン・ルーチェの歴史を刻み続けます。
ルーチェ2015年は熟した果実の複雑なアロマを持っています。バニラやジンジャーブレッドのスパイシーなニュアンスに、チェリーやプラムの優しいアロマ、シナモンやグローブの柔らかな印象もあります。口に含むと、しっかりと骨格があり、タンニンもエレガントでワインに様々なフレームを与えます。余韻も心地良く長く続きます。
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生産者・産地・タイプ・価格を元におすすめ
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ルーチェ [2020] 750ml / Luce
22,000円
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TERRADA WINEからのコメント
フランス系品種をトスカーナに導入した元祖、フレスコバルデとカリフォルニアのロバート・モンダヴィ社のジョイントベンチャー。世界でも数多くのワイン愛飲家に注目されるワイン。熟した果実の複雑なアロマとスパイシーなニュアンス。口に含むと、しっかりと骨格があり、タンニンもエレガントでワインに様々なフレームを与え、余韻も心地良く長く続きます