商品説明

パイパー・エドシックはフローレンス＝ルイ・エドシックが1785年に創業した、歴史あるシャンパーニュ・メゾンのひとつです。フローレンス＝ルイは、「王妃にふさわしいシャンパーニュを（reussir une cuvee digne d’une reine）」という強い思いをもっていました。この言葉どおりに洗練を極めたエドシックのシャンパーニュは宮廷で人気を博すようになり、当時のフランス王妃マリー・アントワネットへ献上されました。パイパー・エドシックは、モンターニュ・ド・ランス地区からコート・デ・バール地区に至る広大なブドウ畑を所有しており、その中から厳選した100あまりの畑のブドウを使用します。ピノ・ノワールを中心に、シャルドネとムニエをブレンドし、リザーヴワインも10〜15％加えられています。このリザーヴワインによりバランスが整い、フレッシュで上品な香りとフルーティーな味わいをもつ、美しい黄金色のシャンパーニュに仕上がります。

「シャンパーニュが集う喜びや洗練・華やかさを体現する酒であることはもちろんだが、パイパー・エドシックのシャンパーニュは、味わうこと自体に意義がある偉大なワインだ」とパイパー・エドシックのシェフ・ド・カーヴであるレジス・カミュは語ります。レジス・カミュは2013年のインターナショナル・ワイン・チャレンジ（IWC）で、8回目のスパークリングワインメーカー・オブ・ザ・イヤー受賞を達成。前任のダニエル・ティボーから数えると、パイパー・エドシックのシェフ・ド・カーヴが通算で14回目の受賞となる快挙でした。現在、副醸造責任者であるセヴリーヌ・フレルソン（写真右）は、レジス・カミュと約15年経験を共にし、パイパー・エドシックのブレンディングのフィロソフィーを表現した、エッセンシエル ブラン・ド・ブランの醸造を担当しています。

パイパー・エドシックはアート界との交流を通して、シャンパーニュの価値向上に貢献してきました。ボトルに豪華な装いを施し、シャンパーニュの高級感を演出する試みもその一環です。1985年にヴァンクリーフ&アーペルが宝飾を担当したボトルは、当時の推定価格で100万フラン超。武装警官の腕に手錠でつながれたまま世界各国を回ったほどでした。1999年にはジャン＝ポール・ゴルチエが赤いビニールのコルセットを巻き付けたセクシーな装飾ボトルをプロデュース。官能的な膨らみを帯びたこのボトルは、時流に乗った大胆なアイコンオブジェとなりました。また、あの偉大な女優マリリン・モンローを夢中にさせたパイパー・エドシックは、昔から映画界と深い関係をもっており、カンヌ国際映画祭をはじめ、数多くの国際映画祭をサポートしています。


パイパー・エドシック レア ル・スクレ ゴールドスミス

レア・シャンパーニュの誕生にまつわる高貴な物語は、王妃マリー・アントワネットに献上した1本のプレスティージュ・キュヴェに遡ります。1780年マリー・アントワネットはメレリオにガーネットで装飾された７つのカメオのブレスレットを依頼しました。数年後、のちにレア・シャンパーニュとなるプレスティージュ キュヴェが献上された時に、既にマリー・アントワネットはメレリオのロイヤルカスタマーだったのです。レア・シャンパーニュは、王妃マリー・アントワネットとメゾン、メレリオの共通点にインスピレーションを受け、ジュエラーメレリオに特別な宝飾を依頼しました。Rare Le Secret は世界で1000本限定のマグナムボトル。24金のプレートに金細工職人（ゴールドスミス）として高い技術を持つメレリオのブランドロゴとシリアルナンバーが刻印されています。

「肉体的、精神的に試練のあった厳しい天候の年」1997年は冬の厳しい寒さは早く和らぎ開花は早かったが、全般的に悪天候が続いた年。春の終わりに激しいベト病による被害をうけ、夏は暑く激しい雷雨が続いたが、9月には乾燥した晴れやかな日々が続き、最終的に雨がふることなく収穫を迎えた。

レモンなどの柑橘系の果物の生き生きとしたアタック、アプリコットやハーブティーのニュアンスをもち穏やかなミネラル感を表現しています。アカシアの蜂蜜やお香のニュアンスなどをへて、東洋的な香りに変化していきます。20年以上の熟成と、ゼロドザージュによって、複雑で奥行きのある香りや味わいで、豊かな表現力としっかりとした構成力を持ち合せた忘れがたきシャンパーニュです。