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イタリア最北アルト・アディジェ赤白3本セット

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ストアからの商品説明

●イタリアで最も北に位置するトレンティーノ・アルト・アディジェ州、州の北ポルツァーノ自治県
がアルト・アディジェ地方で、州の南トレント自治県がトレンティーノ地方。このセットでは3本
ともアルト・アディジェのワインを紹介(ドイツ語圏なのでラベルはドイツ語、イタリア語併記)。
アルト・アディジェのテロワールが生み出す、清らかで香り高い白、綺麗でとても上品な風味の赤が
楽しめます。試飲会で好評の3本です。

当セットには、各ワインが1本ずつ含まれています。

①アルト・アディジェ・スキアーヴァ ”ソンタレール” 
樹齢40年の古木。ステンレスタンクで発酵後、大樽で熟成。輝きのある淡いルビー。チェリーやストロベリー、クランベリー等の赤ベリー系中心の香り。新鮮で果実味溢れる味わいと、余韻に感じられる苦味とが絶妙なバランスを作り出し、綺麗で心地良い余韻が長く続きます。

<生産者 > コルタッチ
ワイナリーは、A22号を西壁側に上がった"Strada del Vino(ワイン通り)"沿いにあります。道路標識はドイツ語とイタリア語の併記で、建物もイタリアのそれと趣が異なり、文化の違いをはっきりと感じることができます。ワイナリーの設立は1900年。既に110年以上の歴史があります。約200の契約農家からなる、108ヘクタールもの畑のブドウを瓶詰めしています。標高は約250メートルから900メートルの高所で、約15種類のブドウ品種を最適な土壌で栽培しています。 アディジェ峡谷が生み出すミクロクリマは、年間2千時間(約300日)もの日照時間を誇り、夏場は40度近くまで上昇しますが、夜は肌寒いほど冷え込みます。"クリュ"というブドウ畑の区分けは1855年にボルドーで導入され始めましたが、そのような区分けはクルタッチュには存在しません。ここでは、何世紀もの経験の積み重ねにより、その土地に最適なブドウが作られてきました。

②アルト・アディジェ・ソーヴィニヨン ”フォグラー” 
標高550~600メートルの畑で完熟させたソーヴィニヨン・ブランのみを使用。アカシアの木樽で果皮と一緒に22度で発酵させることにより、フレッシュ&フルーティーだけではない力強さが加わります。その後、同じアカシアの木樽で熟成させた後ボトリング。ソーヴィニヨン・ブランの特徴とされる青い香りはほとんどなく、柑橘類はもちろんパイナップルやライチ、アプリコットなどの心地良い香りを感じます。重厚な味わいで長い余韻が楽しめます。

<生産者> ピーター・ディポリ
ピーター・ディポリのワイナリーは、イタリア北部のアルト・アディジェ、別名南チロルにあります。ワイナリーの設立は1987年。元々ワインの輸入商であったピーター・ディポリ氏は、自分自身が造るワインについては人一倍の拘りがありました。小さい畑で複数のブドウ品種を植えるということはできないため、考え抜いた上で植えたのがソーヴィニヨン・ブラン。理由は畑のテロワール(気候・土壌・地勢)に最適なのはもちろん、個性があり、何より自分が一番好きなブドウ品種であったから。 初ヴィンテージは1990年、僅か1,637本からのスタートでした。
1998年、念願叶いアディジェ川左岸のエーニャにワイナリーを設立。建屋の中にはピーター・ディポリの特徴である木樽発酵のための大樽が整然と並んでいます。

③アルト・アディジェ・ピノ・ネロ ・フィラーリ・ディ・マッツォン
標高330m。マッツォンという特級畑のブドウだけを使用。桜の香りやスパイス、火打石のようなミネラルの香り。アタックはフルーティーながら、タンニンは引き締まっており、上品さとバランスの良さは秀逸。ブルゴーニュの代表的造り手ルイ・ラトゥール製のバリックを用いて熟成して造られるこのワインは、サービス温度次第で野菜、魚系の前菜からハーブを利かした肉料理のグリル等幅広く合わすことができます。

<生産者> カルロット
カルロットは県都ボルツァーノから南に約2キロメートル下った、エーニャという町に位置します。ワイナリーの歴史は1940年から始まりますが、ボトリングはフェルルッチョ氏と娘のミケーラさんが2000年から始めた家族経営の新しいワイナリーです。ミケーラさんはまだ若いですが、2009年にマッツォンのピノ・ネロに関する著書を出版するほどの専門家として活躍もしており、現在ブドウの栽培は彼女に任されています。
マッツォンはイタリアで最高級のピノ・ネロが作られる石灰質土壌のクリュ畑で、繊細で栽培が難しいとされるピノ・ネロの特徴に非常に合うエリアです。現在マッツォンの畑を所有する生産者は希少で、20社程度しかありません。ミケーラさんはワインのラベルにその生産地(畑)の場所を記載することで、その土地とブドウとの繋がりの重要性を強く主張しています。
ワイナリーは2.7ヘクタールと非常に小規模ながら、近年ワインのクオリティに評判が高まっています。