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テタンジェ コント・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン ブリュット ミレジム 2006年 マグナムサイズ

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商品説明

1934年創業のシャンパーニュ・テタンジェ社は、経営するファミリーの名前を社名に掲げる今日では数少ない家族経営のシャンパーニュ・メゾンです。長きに渡りテタンジェ・ファミリーが培ってきた伝統により実現した最高品質のシャンパーニュ。そして今もなお、より良い品質を目指し飽きなき欲求を続けているのは、ファミリーの名を今に残す同社の誇りなのです。

シャンパーニュ・テタンジェはシャルドネを主体とする洗練されたスタイルのシャンパン造りで定評があります。とくにプレステージ・キュヴェのコント・ド・シャンパーニュは、コート・デ・ブラン地区の厳選されたシャルドネのみから造られた最高級シャンパンです。

シャンパーニュ・テタンジェのスーパー・プレスティージュはコント・ド・シャンパーニュです。前社長クロード・テタンジェ氏が、シャルドネのグラン・クリュのみをブレンドして造るという、当時では画期的なシャンパーニュを1957年、世に出しました。従来のピノとシャルドネをブレンドしてメーカーの味わいを出し、ブレンドを重視してきた伝統に反したものでした。クロード・テタンジェ氏は、1920年代からの人々のライフスタイルの劇的な変化に初まり、ヌーベル・キュイジーヌの台頭と共にワインも力強さより、エレガントさや軽やかさが求められる事を敏感に感じ取っていたのです。

グラン・クリュ・シャルドネのみを使用することで、洗練性と近代性を結びつけたキュヴェとなったシャンパーニュは「まさに霊薬のようだ」と評されました。その名前はコント・ド・シャンパーニュと名付けられました。それはテタンジェ社に馴染みの深い有名なシャンパーニュ伯爵、チボー4世から冠しました。テタンジェ社のシンボル、又コント・ド・シャンパーニュにも使用されているマークは十字軍に向かう騎士、チボー4世の姿です。 コント・ド・シャンパーニュは歴史的にも非常に価値のある4世紀に建てられたサン・ニケーズ修道院の下のカーヴで熟成させられます。

中世のシャンパーニュ地方はヨーロッパ全体の公益の場所として、シャンパーニュ伯爵家に300年にわたり統治され、平和と繁栄をもたらしました。そのシャンパーニュ伯爵家の中でも最も有名なチボー4世、通称シャンソニエ(詩人)の逸話をご紹介します。この貴公子は「白い女王」と呼ばれたカスティリヤの女王に恋をします。この恋によって、その女王の夫であるフランス国王ルイ8世とその息子サン・ルイ王から憎しみを買い、彼は許しを請うため十字軍に出発します。しかし、十字軍から無事に帰還しても「白い女王」への恋心はおさまらず、チボー4世は女王の住むナヴール王国とシャンパーニュ地方の豊かな領地との間を往来して一生を終えます。

十字軍に出たシャンパーニュ伯爵チボー4世がフランスに持ち帰ったと言われているのが、シャルドネ種の祖先と薔薇の一品種であると言われています。また、シャンパーニュ地方にあったチボー4世の住まいはランスにあり、現在テタンジェ社が所有しています。


テタンジェ コント・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン ブリュット ミレジム2006年

テタンジェ社の宝石と言われ、シャンパーニュ伯爵(チボーIV世)の名を与えられているシャンパーニュです。

コート・デ・ブラン地区(アヴィーズ、シュイィ、クラマン、メニル・シュール・オジェ、オジェ、ヴェルチュ、ベルジェール・レ・ヴェルチュ)のグランクリュに格付けされた素晴らしいブドウ畑のシャルドネ100%。フィネスを約束するキュヴェと呼ばれる一番搾りの果汁だけを使用。アサンブラージュされるワインの5%は、オークの新樽で熟成されます。ワインはカーブで最低でも7年以上熟成され、その間にゆっくりと開き、複雑さ、余韻の長さ、より良いバランスが醸されます。

淡い色、圧倒されるライムの花、オレンジピール、ミネラル、コリアンダーの葉のアロマ!最初の味わいはつらいと言っていいほど強烈で、その後は豊かでとびっきり濃縮されている。活力がある、オレンジの皮の裏やライム、ミントといった風味は重くなることなく、偉大な押しを示す。シャンパーニュにしては並外れて長い。